愛知県で働く会社員です。心の琴線にふれるものを紹介していきます。異文化を体験できる海外旅行や美術館も大好き。


by mayu20051001
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広州で病院に行って来ました

日曜日、夕ご飯を食べてから、急に目の調子が悪くなった。
鏡を見てみると、下まぶたが真っ赤になって腫れている。
明日起きたら、直ってるといいなぁと願いながら眠りについたが
翌朝も腫れは引いてくれなかった。

月曜日は仕事を休めなかったので、仕方なく会社に行き
仕事を終わらせて早退しよう、と思っていたが
会社を出ることができたのは19:30だった。

そんなこんなで、
今日、腫れは少し良くなったが
念のため、病院に行ってみることにした。

まず、インターネットで良さそうな眼科を調べて
近所の中山大学眼科中心へ行ってみた。
診察室の前は市場並みににぎわっている・・・。
システムがよくわからなかったので、いろんな階をうろうろした後、
病院の入り口で暇そうに立っていた看護婦さんに
「私、ここの病院に来るの初めてで、しかも外国人なんだけど
診察してもらえるの?」
と聞くと、愛想なく
「外国人でも問題ない。これ書いて、受付に出して」と
紙をくれた。
名前や年齢を記入して、受付に出せばいいらしい。
横の案内書きを読むと、
事前に診察料を払うシステムだった。
医者のレベルによって、値段が違い、普通の医者は10RMB(=150円)。
ちゃっかりしているな、と思ったのは
夏場は 「冷房料金 5RMB」 がプラスされるようだ。

診察室の前の人の数と
私の中国語力と
割り込み当然のこの国のやり方 を考えて
診察してもらえるのはいつになるかわからないなと思ったので
私が勤めている会社が法人契約をしている
中国の医療サービス会社に電話した方が良いなと考え直し、
いったん家に帰ることにした。

電話すると、病院を紹介してくれ、予約時間の希望も聞いてくれた。
「私、中国語あんまり話せないんですけど・・・」
と言ってみたところ、
「私たちの会社のスタッフが一緒に行くから問題ない」
とのこと。すごいサービスいい。

予約の時間に、紹介された「広東協和医療中心」を訪れた。
ビルの外面は普通なのに、このセンターがある階だけは
中国とは思えないくらい清潔だった。
きっと、外国人や金持ちむけの病院なんだろう、と想像がつく。
医療サービス会社から来てくれたのは、30代くらいの女性、蔡さん。
いつもはスワトゥ(潮州)にある同じ系列の会社に勤めているのだが、
スワトゥはお客がすくないらしく、よく各地へ出張に出ているらしい。

蔡さんと看護婦さんと眼科へ移動。
待ち時間、1分くらいで診察室へ案内される。
先生は、まだ若く、賢そうな男の人だった。
「先生のレベルはいいです」と蔡さん。
このときには、私の眼の状態はかなり良くなっていたのだが
病状を伝えて、検査してもらう。

まず、視力検査。
「ヨ」の字の開いている向きを答えていく。
なぜか、鏡にうつったものを使うので見にくい・・・。
次に、拡大鏡を使っての検査。
顕微鏡みたい形のものを向かい合わせにして座って
先生が見てくれる。

先生がしゃべった言葉を蔡さんが訳してくれる。
「結膜炎ですね。結膜にぶつぶつもできているみたいですよ」
何の病気でもないんだろうなぁ~と思っていたので
知っている病名を言われて、驚いてしまった。
「結膜炎って聞いたことはあるんですけど、どんな病気でしたっけ?」
と、おそるおそる聞いてみると
「・・・結膜炎、知らないんですか?じゃあ先生に説明してもらいます」
というので、あわてて蔡さんをストップさせる。
結膜炎も知らないアホな日本人だと思われてしまうところだった。

薬を受け取るまでの待ち時間、蔡さんに中国の医療事情を聞いてみた。

「中国は、やはり人口に対して病院の数が足りませんね。
 診察してもらうのに一日かかることも、よくあります
 大手の病院はいつも人でいっぱいです。
 事前に診察料を払うのも、普通のことです。
 そうしないと払わない人がいますから。
 中国はまだ貧乏な人が多いです。
 入院が必要なときも、お金を払わないと入院させてもらえないし、
 途中で追加費用が必要になった場合、それが払えなければ
 そこで退院となって死んでいく人もいます」

当然といえば当然なのだが、言葉にされると重たい。

「私の出産のときも、予定日より1ヶ月早く破水して
 入院しようとしたら、持ち合わせのお金がなくて入院できず、
 主人がすぐお金をおろしに行ってくれました」

今日の料金は、229RMB。
内訳は、 薬代:59RMB、診療代:150RMB、10%サービス料金:21RMB。
診療代が普通の人の約10倍。
そのおかげで、待ち時間なく優先的に診療してもらえるわけだ。

お金を取るか、時間を取るか、なんですねぇ~、と蔡さんにつぶやいたら
そうですね、と返事がかえってきた。

ちなみに、「家庭の医学」
によると
 結膜炎とは
 「結膜は粘膜の一種で、まぶたの裏と、目の表面を覆っている
 その表面は涙液によって常にうるおっており、涙液には抗菌作用があり、
 目を保護している。この結膜に炎症がおこる病気を結膜炎という」
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by mayu20051001 | 2005-11-08 21:58 | 生活